IG証券ノックアウト(KO)オプションでは国内FXには無い強みがあります。
海外FXと同じレベルの資金効率・両建て可能・スリッページ無しという特性を活かすことで、一撃必殺狙いのトレードがしやすいのが特徴です。
この記事ではKOオプションならではの両建てトレード法について解説していきます。
両建てとは
両建てとは同一銘柄のロングポジションとショートポジションを同時に保有することです。
つまり1つの銘柄で上げ予想をしつつ、同時に下げ予想もしているということになります。
「え。それって意味あるの?」と思うかもしれませんが、両建てにはちゃんと大きなメリットがあります。
- スイングポジションを持ちながら逆張りスキャルピングができる
- レンジ相場と相性が良い(同数の両建ては実質ノーポジと同じなので、ポジションを持ちつつリスクなく片ポジの利確ポイントを探れる)
事項でその特性を解説していきましょう。
両建てを活かしたトレード法
両建ての基本はポジションの方向毎に時間軸をズラしてトレードすることです。
上画像の上昇トレンド相場ではロングポジションをスイング用として保有しています。
しかし相場はN字型を描きながらジグザグに動くので、上昇トレンドの中にいくつものショートのエントリーポイントが存在します。
両建てトレードでは最初のスイング用ロングを決済することなく、逆張りでのスキャルピングやデイトレードが可能となるのです。
上図ではスイングのロングだけだと400ドル幅の利益ですが、途中の両建てショートをすることで約700ドルもの利益を出せています。
両建てはレンジ相場とも相性が良い
FXにおいて相場の7割はレンジ相場であるという有名な格言があります。
大きな上昇や下落はそう頻繁に起こるものではなく、基本は上昇と下降を一定のレンジ幅で繰り返す相場のターンが長いです。
そして両建てトレードはこのレンジ相場と非常に相性が良いのです。
両建てでロングとショートを同数持つと、相場が動いたあとに必ず片方のポジションは利益が出ている状態になります。
利益が出ているポジションのみ決済し、レンジ相場で価格が戻ってきた時にまた同じ値でポジションを入れ直して両建てにします。
レンジ相場の間は含み損になった片側ポジションの損失はいつか0に戻るので、利益だけが積み上がっていくのです。
トレンド方向が明確な相場で両建てをする場合、トレンド方向の逆ポジションを持つ時はポジション数量を小さくしましょう。
上昇相場で入れたロングはいつか助かる可能性が高いですが、上昇相場で焼かれたショートポジションは含み損が増え続けますので危険です。
高い資金効率を活かしたトレード法
海外FXと同レベルの資金効率でポジションが持てるKOオプションで、その特性を最大限活かしましょう!
上図はNYダウの4時間足ですが、非常に綺麗なトリプルトップを形成しており、黒丸で囲っている部分は絶好のエントリーポイントとなっています。
このように直近の高値を背にギリギリまで引き付けてショートを入れ、リスクをかなり限定することでリスクを抑えつつ資金効率の高いトレードができるのです。
上図ではエントリーポイントからKOレベルまでの幅が狭いので、仮に損切りされても損失は小さく、ここから一気に下落すれば利益は大きいというわけです。
このトレードでは特に「損小利大」を意識しましょう^^
大きなポジションを持つ時は背(損切りライン)が明確な場所で、ギリギリまで引き付けてからエントリーをしてリスクを減らすのが鉄則!
KOオプションは海外FXよりも資金効率が良い
国内FXではレバレッジ25倍までしか掛けられないため大きなポジションを持つことができませんがKOオプションなら1/1000ほどの資金でポジションが持てます。
さらに「KOレベル」は絶対に滑ることのなり損切りラインである為、ハイリスクなトレードと相性が抜群と言えます。
追証のない海外FXはロスカット時に資産が必ず0で止まるというだけであって、ストップロスが絶対に滑らないのはノックアウトオプションだけです。
その点、KOオプションなら100%設定した価格で損切りできるからハイリスクなトレード向きと言えるわけだね。
やはりストップが滑らない安心感は非常に強いです。
注文を出す時点で「損切りされた時の最大の損失額」が分かるので、資金管理もしやすいことがKOオプションの強みですね!
両建てトレードまとめ
KOオプションで取引するならハイリスクトレードの特性を活かさない手はありません。
KOオプションは必要な資金が少なくて済むので、リスクを限定しつつ少額で一発狙いのトレードも可能です。
ストップロスが絶対に滑らず、損失額を最初に決めることができる分かなり安全ですね。
IG証券で他の国内業者では味わえないトレードを実践してみましょう!