テクニカル分析

【図解】レジスタンスライン・サポートラインの引き方と正しい使い方

どうも雪ねこです。

FXでトレードをしている人はレジスタンスラインサポートラインをいう言葉を聞いたことがあると思います。

2つ合わせてレジサポなんていう呼び方もあります。

どちらのラインもFXのテクニカル分析において非常に重要なラインなので、これを正しく理解しているかどうかでFXの勝率が変わってきます

この記事ではレジスタンスラインやサポートラインについて、その特徴と引き方・実際にどう活用するかについて解説していきます。

レジスタンスラインとは

レジスタンスラインとは一定の価格帯で何度も売り圧が発生するラインのことを言い、抵抗線とも呼ばれています。

このラインの価格帯は多くの投資家に意識されます。

そのため次もこの抵抗線で反発して下落する可能性が高いな」と多くの人が思うので実際に売り圧が発生して下落しやすくなるのです

もちろん毎回ラインぴったりで反発するわけではありませんので、抵抗線付近まで上昇してきた場合は常に警戒しておきましょう。

レジスタンスラインの引き方

レジスタンスラインを引くのは簡単で、同じ価格帯で2回以上反発している2~3点を直線で結ぶだけでOKです。

同じ価格帯で反発しているということは、次もその価格が意識されやすいということです。

そしてラインを突き抜けた(ブレイクと言います)あとは逆に買い圧力が高まる傾向にあります。

ラインをブレイクしたのでここからは上に上がるかもしれない」と投資家は思ってロングを入れ始める人が増えるからです。

また、例外としてロウソク足で大きな上ヒゲをつけた場合はそのヒゲの天井1本だけでレジスタンスラインとして機能する場合があります

これは急騰のあと大きな反発をしたことで、その上ヒゲのてっぺんには強い買い圧力が存在するという認識が植え付けられるからです。

もちろん強い抵抗線というわけではありませんが、大きな上ヒゲは1つの抵抗線になり得るということを頭の片隅においておきましょう。

レジスタンスラインのトレード活用法

では実際に抵抗線をどうFXトレードに活用するかについてです。

これは抵抗線付近で反発しやすい特徴を活かして

  1. 抵抗線付近で売りを入れる
  2. 抵抗線の少し上でストップ買いを入れておく

のパターンが基本になります。

レジスタンスラインのちょっと手前でショートの指値注文を入れておき、ラインの少し上で損切り用のストップ注文を入れる手法です。

指値が刺さってラインでうまく反発して下落すれば大きな利益を上げることができます。

仮にラインをブレイクしてしまっても、ラインのすぐ上でストップ注文を入れておけばすぐに損切りされますので、損失は小さくて済みます。

リスクを最小限に抑えながら大きな利益を狙う手法ですね。

 

サポートラインとは

サポートラインとは一定の価格帯で何度も買い圧が発生するラインのことを言い、支持線とも呼ばれています。

サポートラインはレジスタンスラインの逆ですね。

次もこの支持線で反発して上昇する可能性が高いな」と多くの人が思うので実際に買い圧が発生して上昇しやすくなるのです

サポートラインの引き方

サポートラインは同じ価格帯で2回以上反発している2~3点を直線で結ぶだけです。

レジスタンスラインの時と同じ感覚でラインを引くことができますね。

そしてラインブレイク後は逆に売り圧力が高まる傾向にあります。

また、ロウソク足で大きな下ヒゲをつけた場合はそのヒゲの底1本だけでサポートラインとして機能する場合があります

サポートラインのトレード活用法

では実際に抵抗線をどうFXトレードに活用するかについてです。

これは支持線付近で反発上昇しやすい特徴を活かして

  1. 支持線付近で売りを入れる
  2. 支持線の少し下でストップ売りを入れておく

のパターンが基本になります。

サポートラインのちょっと上でロングの指値注文を入れておき、ラインの少し下で損切り用のストップ注文を入れる手法です。

指値が刺さってラインでうまく反発して上昇すれば大きな利益を上げることができます。

基本的にはレジスタンスラインの逆と考えておけばOKですね。

 

ラインブレイク後は役割が逆転することがある

レジスタンスラインやサポートラインがブレイクしてしまった後、そのラインが逆の役割として機能することがあります

つまりレジスタンスラインをブレイクして上昇してしまったあとは、そのラインは逆にサポートラインとして意識される可能性があるということです。

ですのでレジサポラインをブレイクしてしまっても、そのラインはしばらく消さずに表示させておきましょう!

レジサポラインはブレイク後も機能していることがあるのです^^

 

まとめ

  1. レジスタンスライン=抵抗線
  2. サポートライン=支持線
  3. ライン付近で注文を入れる
  4. ブレイク後は逆に機能することがある

レジサポラインは引いておいて損はないので今後はチャートにどんどんラインを引いていきましょう。

ラインを引いていくうちに何が重要で何が必要ないラインなのかがわかってきます。

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