「MT4とMT5って何が違うの？結局どっちを使うべきなの？」
こんな疑問を持っている海外FXトレーダーが最近増えています。
結論から言いますと現在の主流はMT4で、今後はMT5の普及が進んでいきます。
MT4とMT5にはそれぞれメリット・デメリットがあり、対応しているFX業者も異なりますので両者の違いをちゃんと把握しておきましょう！
この記事ではMT4とMT5のアプリ版の違いを解説していきます。
MT4・MT5かんたん比較表
| 項目 |  |  |
| 対応業者 | かなり多い | 少ない |
| 約定スピード | サクサク | サクサク |
| 両建て | 可能 | 可能 |
| チャート機能 | 普通 | ワンタップ注文可能 通貨ペア変更可能 |
| 注文決済 | 長押し必要 | ワンタップ |
| チャートのラグ | あり | なし |
| 注文方法の種類 | ５種 | ７種 |
MT4とMT5の違い
1. 対応業者の数
海外FX業者のほとんどはMT4に対応しており、最新のMT5に対応している業者はまだ数が少なく今後増えて行く見込みです。
自分が利用しているFX業者がMT5に対応していた場合はMT5を使いましょう。
MT4はほとんどのFX業者が対応していますので、MT4をインストールしておけばとりあえずどの業者でもFXができるという安心感はあります。
また、海外FXで一番有名なXM TradingはMT5に対応しています。
MT5対応業者の一覧はこちらの記事から確認してみてください。
https://www.benyasu-btcblog.com/entry/mt5%e3%81%ae%e4%bd%bf%e3%81%84%e6%96%b9
2. チャート機能の違い
チャート画面にはMT5にしかない機能があります。
MT5では右上のアイコンをタップすることで画面上部に「ワンタップ注文バー」が表示されるようになります。
これはチャート画面からでも買い・売りの注文がワンタップで手軽に出せるようになる非常に便利な機能で使い勝手がとても良いです。
また、MT5では画面左上の通貨表示をタップすることで、チャートを表示したい通貨ペアを変更することができます。
いちいち別の画面から通貨ペアを選択し直す必要が無いので、この通貨ペア切り替えも非常にストレスフリーな便利機能となっています。
3. ポジション決済の比較
ポジションを決済する場合、MT4ではポジションを長押しする必要がありました。
しかしMT5では決済したいポジションをタップするだけで決済タグが表示されますので、スムーズに利確・損切りができるようになっています。
長押しかワンタップかだけの違いですが、ポジションを多く持つトレーダーだと全てのポジションを長押しするのはかなり面倒なのです。
MT5のワンタップ決済はかなり快適性が上がったと言っていいでしょう。
4. 注文方法の種類の比較
MT4では注文方法は
- 成行注文
- 買い指値注文
- 売り指値注文
- 買いストップ注文
- 売りストップ注文
の５種類だけでしたが、MT5ではさらに買いストップ指値と売りストップ指値の２種類の注文方法が加わっています。
使用頻度は低い注文方法ですが、注文方法の幅が広がったのは良いことですね。
5. チャートのタイムラグ比較
この動画はMT4とMT5のチャートのタイムラグを検証したものです。
チャート左がMT4で右がMT5です。
この動画の１分17秒あたりからチャートが急落するのですが、MT5（右）のチャートのほうが先に急落し、約１秒遅れてMT4のチャートが崩れています。
つまり急激な価格変動にMT5は素早く反応する為、より正確なトレードができるということになります。
このようなラグはいざという時に注文決済に支障をきたす可能性がありますので、ラグの無いMT5のほうが安全と言えますね。
MT4とMT5の違いまとめ
アプリ版では機能面でMT5がMT4に劣っている要素は１つも無く、FX業者がMT5に対応しているなら絶対にMT5を使うべきと言えます。
しかし現状はMT5に対応している有名なFXブローカーはXMくらいしかないので、XMの利用者以外は基本的にMT4を使うことになります。
今後MT5が普及したときは、なるべく早くMT5へ移行して慣れておきましょう。
これから海外FXを始めるならXM Tradingが最も人気が高く、かつMT5にも対応しているのでおすすめです。
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